チキチキガーデン

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応援せずに入られない。スポ根コミック『あさひなぐ』がオススメです #勝手にBOOK FEST2015


第60回小学館漫画賞一般向け部門を受賞したのも納得の作品ですが、どうやら読んでない人も多いようなので、ブログでとりあげてみました。

二ツ坂高校に入学した主人公、東島 旭(とうじま あさひ)が薙刀部に入部し、仲間たちとともに成長していくスポ根コミック。

あえてスポーツコミックとせず、スポ根と称したのは、最初の頃の主人公が「才能ない。努力しても無駄」と言われるほどの、運動音痴だったから。
そこから諦めずに、誰よりも努力することで人並みに、今となってはそれ以上な成長ぶりを見せてくれています。

主人公 旭は、本当に強く、そして先輩らしくなりました。
ただ、最新刊である16集では、旭ではなく別のキャラたちにスポットがあてられています。

最近ね、似てるような気がするんです、私たち。
いつも少し退いたところから自分や周りを見てしまって、欲しいものより足りないものにばかり目がいってしまうところ。

誰が誰にかけた言葉か、あえて書きません。

恥ずかしくない自分でいたかった。
胸を張っていたかった。
人に優しく在りたかった。
自分の好きな自分でいたかった。
自分が望みさえすれば、そう在れると思ってた

誰のモノローグかはあえて書きません。

ネタバレせずに読んでほしい。
この感動を同じように味わってもらいたいです。

あさひなぐ』という作品は、ただのスポーツコミックという括りにするには惜しいくらい、キャラの内面に踏み込んできます。

ただ目標に向かって突き進み、挫折を乗り越えていくのではなく、周りを見て自分と比較して落ち込み、時に安堵する。
頑張ることができない、仲間と競う前に「やーめた」と背を向けてしまうリアルな『女の子』。

「この子は、かつての自分だ」と思えるような女の子たちが頑張る姿を見せられて、誰だって応援せずにはいられないでしょう。

オススメのひと

絵柄の好みなどもあるので一概には言えませんが、『3月のライオン』『ちはやふる』が好きな人なら、みんなハマれると思います。

最新刊では登場しませんが、主人公 旭を慕うキャラもいて、ほのかな恋心のゆくえも気になるところ。

是非とも、読んで、そして私と一緒にこの面白さを語らってください。